主婦キャッシング

総量規制とは?

総量規制とは、借り過ぎを防ぐために設けられた法律で、個人の年収等の3分の1以上の金額は借りいれることができないように、改正貸金業法で定められています。

 

総量規制が施行される前は、だいぶ新聞やテレビを賑わしたものです。総量規制の法律からいくと、収入のない専業主婦は借り入れができないことになります。

 

問題になったのは、専業主婦が銀行や、一般の消費者金融から借りられないとなると、闇金融に頼らざるを得なくなるからです。お金がなくて困っているところにさらに高利な金利がのしかかってきたのでは家計が破たんしてしまいます。これでは影響が大きすぎます。

 

いろいろ修正を加えながら現在の総量規制のようになっていますが、銀行などは総量規制の対象外となって、収入のない主婦でも借り入れができることになりました。

 

そして、銀行系のカード会社や、あるいは一般のカード会社が提携したカード会社も増えていて、年収のない専業主婦もカードでキャッシングできるようになっています。

 

ただし、クレジットカードのキャッシングは、総量規制の対象となりますので、年収の3分の1を超える借入れがある場合は新たな借入れはできません。

 

ところがその一方、クレジットカードを利用したお買い物は、貸金業法の総量規制の対象外ですので、年収の3分の1を超えていても、クレジットカードでのショッピングは可能です。

 

クレジットカードでのキャッシングは借り入れということなので、貸金業法に基づいた総量規制が適用されるというわけです。そして、お買い物はお金を貸すわけではないので、総量規制は関係ありません。したがって総量規制が適用されないので、年収に関係なくお買い物ができるということなのです。

 

ちなみに、消費者金融などの貸金業者が総量規制に違反した額の貸し出しをすると行政で罰せられます。
総量規制ができたきっかけは、過去、1980年代ごろは収入のない学生や主婦もカード会社からお金を借りることができました。

 

しかし、収入がないのですから返済に困って新たな借り入れを作って多重債務に陥る人が続出しました。サラ金地獄という言葉が生まれたのもこのころでした。

 

しかし、バブルがはじけ、長引く不況が続いた2000年ごろには、さらに多重債務に陥る人が増えて、自己破産をしたり、自殺する人も多数出るようになってしまいました。

 

借り過ぎてこのような不幸な結果になるのを防ぐためにできたのが貸金業法の総量規制で、収入のない人は借り入れをすることができなくなりました。

 

借り過ぎを抑える制度ですが、しかし、全く借り入れができないとなると、高い金利の闇金融からお金を借りる人も出てきます。

 

それを防ぐために国では銀行の貸し出しの場合は、総量規制対象外の制度を設けて収入のない主婦でも借り入れができるにしました。